第35条度量衡の統一実施
王国全体で、布地、染色布、白色布、ワイン、エール、穀物、その他すべての物について、一つの度量衡があるべきもんとするで。
ワンポイント解説
これは「国中で同じ物差しを使いましょう」っちゅう条文やねん。布地、染色布、白い布、ワイン、エール(ビールみたいなもん)、穀物、その他全部の物について、一つの度量衡を使う、って決めたんや。つまり「全国統一規格」を作ったわけやな。
例えばな、ロンドンで「1ヤードの布や」って売られてるもんと、ヨークで「1ヤードの布や」って売られてるもんが、長さが違うたら困るやろ。商人も買う人も「どっちが本当の1ヤードやねん」って揉めるし、遠くの町と取引するのも怖いわな。
この条文が決まる前は、各地の領主がバラバラの基準を使うてたんや。ある地方では「1ガロンのワイン」がこんだけの量で、別の地方では全然違う量やったりしたんやで。商人にとっては商売がやりにくいし、消費者も騙されやすい状況やったんやな。
この統一基準を作ったことで、イングランド全土で安心して商売ができるようになったんや。「この基準やったら、どこで買うても同じや」って信頼が生まれたわけやな。これは経済発展にめっちゃ大事なことやったんやで。
今の国際標準化機構(ISO)とか、日本の計量法とか、全部この考え方の延長線上にあるんや。「みんなで同じ基準を使おうや」っちゅう、当たり前やけど大事な原則を、800年前に決めてたんやな。マグナ・カルタは人権だけやなくて、経済のルールも作ってたんやで。
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