第33条 河川航行の自由化
第33条 河川航行の自由化
テムズ川およびメドウェイ川、ならびにイングランド全土のその他すべての河川において、魚梁はすべて撤去されるべきものとする。
テムズ川とメドウェイ川、ならびにイングランド全土のその他すべての河川で、魚梁は全部撤去されるべきもんとするで。
第33条は、河川航行の自由化と商業流通の促進を目的とした条文です。
テムズ川、メドウェイ川、その他イングランド全土の河川から魚梁(fish weirs)をすべて撤去することを定めています。魚梁は魚を捕獲するための河川横断構造物でしたが、船舶の通行を阻害し、大型船の航行を不可能にし、物資輸送コストを増大させる原因となっていました。
中世において河川は最も効率的な物資輸送手段であり、特にロンドン港と内陸部を結ぶ重要な商業ルートでした。魚梁の撤去により、国内経済の統合と商業活動の活性化が図られ、同時に特定領主による河川使用権の独占も防止されました。この条文は、公共利益のために私的権利を制限するという現代の公共政策の基礎概念の重要な先駆けとなっています。
川の障害物を撤去する条文やねん。テムズ川とかメドウェイ川とか、イングランドの主要な川には、昔は堰とか柵とかがたくさんあったんや。地元の領主が魚を捕るために作ったり、船から通行料を取るために作ったりしてたんやな。
せやけどこういう障害物があると、船が通られへんようになるやろ。商人が荷物を運ぶのに困るし、経済活動の邪魔になる。この条文は「テムズ川、メドウェイ川、イングランド全土の川から、魚を捕る堰以外の障害物は全部撤去しなさい」って命じたんや。
これは「公共の利益のために、私的な障害物を取り除く」っちゅう、公共政策の考え方やねん。一部の人の都合より、みんなの便利さを優先する、っちゅうことやな。今でいうインフラ整備の原点みたいなもんやと思うわ。
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