第5条第5条
国民には、国王に請願する権利があるんや。そういう請願をしたことを理由にして誰かを捕まえたり訴えたりするんは、みんな違法やで。
ワンポイント解説
困ったことがあったら、責任者に「なんとかしてください」って伝える。これって当たり前のことに思えるけど、その当たり前を法律で守らなあかんかった時代があったんや。第5条は、国王への請願権と、請願したことを理由に罰せられへん権利を保障しとるんやで。
例えばな、Aさんが職場の待遇に納得いかんくて、上司に改善を求める手紙を出したとするやろ。それだけで「反抗的や」って理由でクビにされたら、誰も声を上げられへんくなってしまうよな。1688年、イングランド国教会の7人の主教たちが、ジェームズ2世の「信教自由宣言」を教会で読み上げることを拒否して、国王に「これは違法な命令やと思います」っちゅう請願書を出したんや。せやのに国王は激怒して、この7人を扇動的な名誉毀損の罪でロンドン塔に閉じ込めてもうたんやで。裁判にかけられた主教たちやったけど、陪審は無罪の評決を出して、民衆も大喜びしたんや。
声を上げたら罰せられるんやったら、誰も本当のことを言われへんくなるやろ。請願権っちゅうのは、権力に対して「それはおかしいんちゃいますか」と言える最後の手段なんや。第5条は、その手段そのものを守るための条文やねん。
0
簡単操作
🖱️ クリック、⌨️ スペースキー:言語の切り替え📱 スワイプ、⌨️ ← → キー:前後の条文へ