第3条第3条
宗教に関わる事件を裁くために作られたあの特別な裁判所――高等宗務裁判所を立てるための委任状は、違法で害のあるもんなんや。それと似たような性質を持つ他の委任状や裁判所も、みんな同じように違法で害があるんやで。
ワンポイント解説
裁判所っちゅうのは、法律に基づいて公平に判断する場所のはずやねん。せやのに、国王が自分の言うことを聞く裁判所を新しく作って、そこで気に入らん人を裁かせるようになったらどうなるやろか。第3条が問題にしとるのは、まさにそういう仕組みのことやで。
例えばな、Bさんが会社で不満を訴えたいときに、本来は労働基準監督署みたいな公平な第三者機関に相談するもんやんな。せやのに、社長が「会社の言うことしか聞かへん審査係」を社内に新設して、Bさんの訴えをそこだけで処理させるようにしたら、まともな判断が下されると思えへんやろ。1686年、ジェームズ2世は高等宗務裁判所を復活させて、聖職者や大学関係者を国王の意向どおりに処分できる仕組みを作ったんや。Cさんのような聖職者が国王の宗教政策に逆らったら、この裁判所で処罰されることになってもうたんやで。
公平であるべき裁判の仕組みが、権力者の道具になってしもたら、法律そのものが信用できひんくなるんや。第3条は、そういう「身内だけの裁判所」を作ることそのものを禁止したんやで。裁判の独立性を守るための、大事な一歩やったんやな。
0
簡単操作
🖱️ クリック、⌨️ スペースキー:言語の切り替え📱 スワイプ、⌨️ ← → キー:前後の条文へ