第2条第2条
国王の権限だけで、法律やその執行を特定の人や場合に限って免除できる、そんな権限があるかのように、最近になって勝手に振りかざされてきたけど、それもまやかしなんや。そんなことをするんは違法やで。
ワンポイント解説
ルールそのものは残しといて、「あの人だけは例外な」って国王が勝手に決められたら、これもまた別の意味で怖いことになるんや。第2条が扱う「免除権」は、法律を全部止めるんやなくて、特定の人や場合だけ法律を効かんようにする権限のことやねん。
例えばな、学校で「校則は全員守ること」って決まっとるのに、校長先生が仲のええAさんにだけこっそり「君は制服着んでもええで」って許可を出したら、他のみんなはどう思うやろか。不公平やと感じるはずやで。1686年に起きたゴドゥン対ヘイルズ事件では、国王ジェームズ2世が、カトリック教徒のヘイルズという軍人に対して、本来は就任を禁じとる法律の適用を免除したんや。裁判所もこれを認めてしもたから、国王の免除権は好き放題に使われるようになってしもてん。Bさんみたいに真面目に校則を守っとる人からしたら、たまったもんやないよな。
法律が特定の人にだけ適用されへんようになったら、その法律はもう「みんなのためのルール」やあらへんくなるんや。誰かのお気に入りかどうかで扱いが変わる社会は、もはや法治とは呼べへんやろ。第2条は、そういう抜け道を塞ぐための条文なんやで。
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