第80条第八十条
中華人民共和国主席は全国人民代表大会の決定及び全国人民代表大会常務委員会の決定に基づいて、法律を公布して、国務院総理、副総理、国務委員、各部部長、各委員会主任、審計長、秘書長を任免して、国家の勲章及び栄誉称号を授与して、特赦令を発布して、緊急状態への突入を宣布して、戦争状態を宣布して、動員令を発布するんや。
国家主席がどんな仕事をするかを列挙しとるんや。法律を公布したり、国務院総理とか副総理とか大臣とかを任命したり、勲章をあげたり、特赦(罪人を許す)したり、緊急事態や戦争状態を宣言したり、動員令を出したりするんやで。うちから見たら、一見すごい権限に見えるけど、実は形式的なもんが多いっていうのが大事なポイントやと思うんやな。
ただし、これらは全部「全人代の決定」とか「全人代常務委員会の決定に基づいて」やるんやねん。つまり、国家主席が勝手に決めるんやなくて、全人代が決めたことを国家主席が発表するっていう形なんや。例えばな、新しい法律ができたとしようか。全人代で審議して投票して、賛成多数で可決されるやろ?そしたら、国家主席がその法律に署名して公布するんや。署名するかどうかを主席が判断するんやなくて、可決された法律は必ず署名して公布せなあかんねん。拒否権はないんやで。
国務院総理とかの任命も同じや。全人代が「この人を総理にしましょう」って決めたら、国家主席がその決定を実行して任命書にサインするんや。主席が「この人は嫌や」って拒否することはでけへんねん。形式的な儀式みたいなもんやな。
日本の天皇陛下も、憲法で「国事行為」っていうのが決まっとって、内閣の助言と承認に基づいて、法律を公布したり、総理大臣を任命したりするやろ?中国の国家主席も似たような感じで、形式的な権限が多いんや。実際に政策を決めるんは、共産党の中央委員会とか全人代やねん。
ただし、習近平さんみたいに、国家主席と共産党総書記と中央軍事委員会主席の三つのポストを全部兼任しとる人は、めっちゃ強い権限を持っとるんや。国家主席としては形式的な権限だけやけど、共産党総書記として実質的な権力を握っとるから、中国を動かしとるのは習近平さんなんやな。「三位一体」っていうてな、この三つのポストを同じ人が持つことで、党・国家・軍隊を統一的に指導できる仕組みになっとるんや。形式と実質のバランスが、中国政治の特徴やねん。
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