第59条 第五十九条
第59条 第五十九条
全国人民代表大会由省、自治区、直辖市、特别行政区和军队选出的代表组成。各少数民族都应当有适当名额的代表。 全国人民代表大会代表的选举由全国人民代表大会常务委员会主持。 全国人民代表大会代表名额和代表产生办法由法律规定。
全国人民代表大会は省、自治区、直轄市、特別行政区及び軍隊が選出した代表によって構成されるんや。各少数民族はどれも適当な定員の代表を持たなあかんねん。全国人民代表大会代表の選挙は全国人民代表大会常務委員会が主宰するんやで。全国人民代表大会代表の定員及び代表選出方法は法律で規定するんやな。
この条文は、全国人民代表大会の構成について定めています。省、自治区、直轄市、特別行政区および軍隊から選出された代表で構成されるとしています。
各少数民族に適当な定員の代表を保障することで、多民族国家としての中国において少数民族の政治参加を保障しています。人口比に関わらず、各少数民族から一定数の代表が選出される仕組みです。
代表の選挙は全人代常務委員会が主宰します。直接選挙ではなく、省レベルの人民代表大会が代表を選出する間接選挙制度です。
代表の定員と選出方法は法律(選挙法)で規定されます。現在の全人代は約3000名の代表で構成されており、任期は5年です。
全人代のメンバーがどうやって選ばれるかっていう仕組みが、日本とはだいぶ違うなぁって思ったんよ。省とか自治区とか、いろんなところから代表を選ぶんやけど、特に少数民族への配慮とか、軍隊からも代表が出るとか、中国らしい特徴がいっぱいあるんやな。
まず全人代のメンバー構成を説明するとな、「省」「自治区」「直轄市」「特別行政区」「軍隊」っていう五つのカテゴリーから代表が選ばれるんや。「省」っていうのは日本の都道府県みたいなもんで、中国には23個あるんやで。「自治区」っていうのは少数民族が多く住んどる地域で、チベット自治区とか新疆ウイグル自治区とか、5個あるんや。「直轄市」っていうのは、北京・上海・天津・重慶の4つの大都市やな。「特別行政区」っていうのは、香港とマカオのことやで。
一番大事なんは、「各少数民族はどれも適当な定員の代表を持たなあかん」っていう部分やねん。これはな、多民族国家である中国の特徴を表しとるんや。中国には56の民族がおって、漢族が92%を占めとるから、普通に人口比で代表を選んだら、少数民族の代表はほとんどおらんことになるやろ?でも憲法でちゃんと保障されとるから、どんなに人口が少ない民族でも、必ず代表を出せるようになっとるんやで。
例えばな、珞巴族(ロッパ族)っていう民族は、人口がたった3,000人くらいしかおらんのやけど、全人代にちゃんと代表を1人送っとるんや。あるいは高山族(台湾原住民)も、中国本土には数千人しかおらんけど、代表を持っとるんやで。これは「民族平等」の原則を実現するための具体的な措置やねん。日本はほぼ単一民族国家やから(アイヌの人とか琉球の人とかもおるけど)、こういう仕組みを想像するんは難しいかもしれへんな。
次に「選挙は全人代常務委員会が主宰する」っていう部分やけど、これは選挙の実施を常務委員会が取り仕切るっていうことやねん。日本やったら選挙管理委員会っていう独立した機関があるけど、中国では全人代常務委員会が選挙を管理するんや。選挙の日程とか方法とか、いろんなことを決める権限を持っとるんやで。
ここで一番大事な違いを説明するとな、日本の国会議員は私ら有権者が直接投票して選ぶやろ?これを「直接選挙」っていうんや。でも中国の全人代は違うんやで。まず市民が市レベルや県レベルの人民代表大会の代表を選んで、その市・県の人代が省レベルの人代の代表を選んで、その省レベルの人代が全人代の代表を選ぶっていう、何段階もある「間接選挙」なんや。だから普通の市民が全人代の代表に直接投票することはできへんねん。
例えばな、あなたが北京市に住んどるとするやん?まずあなたは自分の住んどる区の人民代表大会の代表を投票で選ぶ。その区の人代が北京市の人民代表大会の代表を選ぶ。その北京市の人代が全人代の代表を選ぶ、っていう三段階の仕組みやねん。だから「私が投票した人が全人代に行く」っていう直接的なつながりはないんや。
もう一つ特徴的なんは、「軍隊から代表が選ばれる」っていう点やな。日本やと自衛隊は政治に関わらへん「文民統制」の原則があるけど、中国では人民解放軍が全人代に代表を送っとるんや。約280人くらいの軍人代表がおって、全体の約10%を占めとるんやで。これは「党が軍を指導する」「軍は人民の軍隊」っていう中国の原則を反映しとるんやな。
最後に数字を挙げるとな、第14期全人代(2023年から2028年)の代表は全部で2,977人おるんや。そのうち少数民族の代表が438人(14.7%)、女性が790人(26.5%)、軍人が約280人っていう内訳やねん。日本の衆議院議員は465人、参議院議員は248人やから、中国のほうがだいぶ多いな。まあ人口が日本の10倍以上やから、当然っちゃ当然やけどな。
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