おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第40条通信の自由と秘密

中華人民共和国の公民の通信の自由及び通信の秘密は法律の保護を受けるんや。国家安全または刑事犯罪を追査する必要によって、公安機関または検察機関が法律の規定する手続に基づいて通信に対して検査を行う場合を除いて、どんな組織も個人もどんな理由を使っても公民の通信の自由及び通信の秘密を侵害したらあかんで。

ワンポイント解説

「通信の自由と秘密」っていう、手紙とか電話とかメールとかを自由にやりとりできて、その中身を勝手に見られへん権利についての決まりやな。「通信の自由及び通信の秘密は法律の保護を受ける」っていうのは、誰かに手紙を送ったり電話したりする権利があって、その内容は他人に見られへんっていうことや。日本国憲法21条2項でも「通信の秘密は、これを侵してはならない」って書いてあるな。プライバシーの基本中の基本やねん。

通信の自由っていうのは、手紙、電話、メール、SNS、いろんな方法で自由に連絡を取り合う権利のことや。通信の秘密っていうのは、その内容が第三者に知られへん権利やな。誰かに手紙を出したとき、郵便局の人がその中身を勝手に読んだらあかんやろ?電話したとき、盗聴されたらあかんやろ?それを守るのが通信の秘密やねん。

ただしな、例外があるんや。「国家安全または刑事犯罪を追査する必要により、公安機関または検察機関が法律の規定する手続に基づき通信に対して検査を行う場合」は、通信を調べてもええっていうことやねん。これ、日本でいう「通信傍受法」(盗聴法)みたいなもんや。普通は手紙とか電話の中身を勝手に見たらあかんけど、テロとか重大犯罪を捜査するときは、裁判所の令状をもらって盗聴してもええっていう仕組みやな。

例えばな、テロ組織が次の攻撃計画を電話で話しとったら、それを盗聴して未然に防ぐっていうのは、社会全体の安全のために必要やろ?でもな、「国家安全」っていう言葉が曲者やねん。何が「国家安全」に関わるかは、政府が決めるわけやから。政治活動家とか人権活動家の通信が、「国家安全」を理由に監視されることもあるんや。

最近はインターネットとかSNSとかもあるから、「通信の秘密」の範囲はもっと広がっとるんやな。中国では「グレートファイアウォール」っていうネット検閲システムがあって、政府に都合の悪い情報はブロックされるんや。GoogleとかFacebookとかTwitterとか、海外の主要なサービスは中国からはアクセスできへんねん。これも広い意味では通信の自由の制限やな。

WeChatっていう中国の人気SNSがあるんやけど、そこでのやりとりは政府に監視されとるって言われとるんや。政府批判とか、敏感な話題を書き込むと、アカウントが凍結されたり、削除されたりするんやな。憲法には「通信の自由と秘密」って書いてあるけど、実際の運用はけっこう厳しいんやで。プライバシーを守ることと、安全を守ること、その バランスをどうとるかが、世界中で議論されとるんや。中国の場合は、安全とか秩序の方を重視する傾向が強いんやな。

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