第69条第69条
(1) 連邦首相は、一の連邦大臣をその代理者に任命するんや。
(2) 連邦首相や連邦大臣の職務は、いずれの場合においても、新たな連邦議会の召集とともに終了するで。連邦大臣の職務は、また、連邦首相の職務のその他のすべての終了とともに終了するねん。
(3) 連邦大統領の要請により、連邦首相は、連邦首相や連邦大統領の要請により、連邦大臣は、その後任者の任命まで業務を継続する義務を負うんや。
政府の継続性をよう考えて作られた条文やなって思うねん。第1項は「首相は、大臣の中から一人を副首相に指名する」や。副首相は首相が不在の時に代わりに仕事するんやな。例えばな、首相が外国訪問してる時とか、病気で休んでる時とかに、副首相が代行するんやで。連立政権の時は、連立相手の党の党首が副首相になることが多いんや。2021年からのショルツ政権では、ロベルト・ハーベック(緑の党)が副首相兼経済・気候保護大臣を務めとるんやで。連立のパートナーを副首相にすることで、政権の安定と協力を象徴しとるんやな。
第2項は「首相と大臣の仕事は、新しい連邦議会が始まったら終わる。大臣の仕事は、首相の仕事が終わったら一緒に終わる」や。選挙で連邦議会議員が変わったら、政府も総辞職するんやな。これは議院内閣制の基本や。連邦議会が国民の最新の意思を反映してるから、新しい連邦議会が新しい首相を選ぶべきやっていう考え方やねん。それに、首相が辞めたら大臣も全員辞める。なんでかっちゅうと、大臣は首相が選んだ人やから、首相がおらんなったら大臣も一緒に辞めるのが筋やろ?第64条で「首相が大臣を選ぶ」って決まってるから、首相と大臣は運命共同体なんや。
第3項では「大統領から頼まれたら首相は、首相か大統領から頼まれたら大臣は、次の人が決まるまで仕事を続けなあかん」って決めてる。これめっちゃ大事でな。もし首相と大臣が辞めた瞬間に政府が止まったら、国の仕事が全部ストップしてまうやろ?警察も動かへん、外交もでけへん、災害が起きても対応でけへんってなったら大変や。せやから、「次の政府ができるまで、前の政府が仕事を続ける」っていう職務執行内閣の仕組みがあるんやで。例えばな、2021年の選挙後、メルケル前首相は後任のショルツ首相が正式に就任するまで約2ヶ月間、職務を継続したんや。この間も外交や経済政策は止まらへんかった。政府の空白を作らへんための、ほんま大事な仕組みやな。
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