おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第64条第64条

(1) 連邦大臣は、連邦首相の提案により、連邦大統領により任命されたり罷免されたりするんや。

(2) 連邦首相と連邦大臣は、職務の引受けに際して、連邦議会の前で第56条に定める宣誓を行うで。

ワンポイント解説

首相の強いリーダーシップを支える仕組みやなって思うねん。第1項は「大臣は、首相が『この人を大臣にしたい』って提案して、大統領が任命する」や。実際に決めるんは首相で、大統領は形式的に任命書にサインするだけやねん。これがめっちゃ大事でな。首相は「自分の政策を実現してくれる仲間」を大臣に選べるんや。例えばな、アンゲラ・メルケル首相(2005-2021)は、16年間の在任中に何度も閣僚を入れ替えて、その時々の課題に対応できるチームを作り上げたんやで。

例えばな、2015年の難民危機の時、メルケルは難民受け入れを決断したんやけど、その方針に反対する大臣もおったんや。せやけど、首相には罷免権があるから、「うちの方針に従えへんなら辞めてもらう」って言えるんやで。実際、ホルスト・ゼーホーファー内務大臣(当時)はメルケルと難民政策で対立して、何度も辞任を仄めかしたんやけど、最終的には首相の方針に従った。これが「首相原理」の力やねん。首相が政策の方向性を決めて、大臣はそれに従う。チームとしての一体性を保つ仕組みなんや。

第2項では「首相と大臣は、就任する時に連邦議会の前で宣誓する」って決めてる。第56条で大統領がする宣誓と同じ内容で、「私はドイツ国民のために全力を尽くし、基本法と法律を守り、良心的に職務を遂行します」って誓うんやな。うち思うんやけど、国民の代表である議員の前で公に誓うことで、「この人たちに政治を任せてええで」っていう民主的正統性を得るんや。宣誓することで、責任の重さを自覚してもらう意味もあるし、国民との約束を公にする意味もある。ドイツでは政治家の倫理がめっちゃ重視されるから、こういう儀式も大事にされとるんやで。組閣権と宣誓。この二つが、首相のリーダーシップと政治家の倫理を支えとるんやな。

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