第97条 第97条
第97条 第97条
事務局は、1人の事務総長及びこの機構が必要とする職員からなる。事務総長は、安全保障理事会の勧告に基いて総会が任命する。事務総長は、この機構の行政職員の長である。
事務局っちゅうのはな、事務総長が1人と、国連が必要とする職員さんたちで成り立ってるんやで。事務総長は、安全保障理事会が推薦して、総会が任命するんや。事務総長は、国連全体の行政のトップやねん。
本条は国際連合事務局の構成と事務総長の任命手続を定めた規定である。事務局は事務総長1名と必要な職員により構成される。事務総長は安全保障理事会の勧告に基づき総会が任命する二段階の手続を経る。事務総長は国連の行政職員の長として位置づけられる。
任命手続において安全保障理事会の勧告が必要とされるため、常任理事国の拒否権が事実上働く。これにより東西冷戦期には人選が難航することもあった。事務総長は国連の代表者として重要な役割を担う。
歴代事務総長にはノルウェーのトリグブ・リー、スウェーデンのダグ・ハマーショルド、韓国の潘基文、ポルトガルのアントニオ・グテーレスらがおり、中小国出身者が選ばれる慣例がある。任期は5年で再任可能である。
国連の事務局っちゅう組織の作り方と、そのトップである事務総長をどうやって選ぶかを決めた条文なんやで。事務局っていうのは、国連のいろんな会議や活動を支える組織で、事務総長が1人と、必要な数の職員さんたちで成り立ってるんや。事務総長は国連全体の行政のトップやから、めちゃくちゃ大事なポジションやねん。
事務総長を選ぶ手順はな、ちょっと複雑なんやで。まず安全保障理事会が「この人がええんちゃう?」って推薦するんや。それを受けて、総会が正式に任命する、っていう二段階の仕組みになってるんやね。なんでこんなややこしいことするかっていうとな、安全保障理事会の常任理事国(アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスの5か国やね)が拒否権を持ってるから、この5か国全部がOKせんと事務総長は選ばれへんのや。
例えばな、冷戦時代はアメリカとソ連が対立してたやろ?そやから事務総長を選ぶのも大変やったんや。アメリカが推す人にソ連が反対したり、その逆もあったりしてな。結局、どっちの陣営にも属してへん中立的な小さい国の人が選ばれることが多かったんやで。ノルウェーとかスウェーデンとか、そういう国の人やね。これは今でも続いてる慣例で、大国の人が事務総長になることはほとんどないんや。
事務総長の仕事はな、めちゃくちゃ幅広いねん。国連のすべての会議に出て事務方のトップとして働いたり、世界中の紛争地域を訪問して平和の仲介をしたり、人権問題や環境問題について発言したりするんや。いわば「世界の外交官のトップ」みたいな存在やね。歴代の事務総長の中には、ダグ・ハマーショルドっていうスウェーデンの人みたいに、紛争地域で活動中に亡くなった人もおるくらい、危険で大変な仕事なんやで。
事務総長の任期は5年で、再任もできるようになってるんや。実際、2期10年務める人も多いねん。2017年からは、ポルトガル出身のアントニオ・グテーレスさんが事務総長を務めてはって、気候変動とか新型コロナウイルスとか、世界的な問題に取り組んではるんやで。
ちなみに、この条文では「この機構の行政職員の長」っていう言い方をしてるけど、これは事務総長が単なる事務方のトップっていうだけやなくて、国連全体を代表する立場やっていうことを示してるんや。国連憲章の他の条文を見たら分かるけど、事務総長には安全保障理事会に問題を提起する権限(第99条やね)とか、総会に報告する義務(第98条やね)とか、いろんな重要な役割が与えられてるんやで。
せやから第97条は、国連の日常的な活動を支える事務局と、その責任者である事務総長の地位を定めた、国連の組織運営の基礎となる条文なんやね。事務総長は世界の平和と安全を守るために、毎日忙しく働いてはるっちゅうことや。
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