第100条 第100条
第100条 第100条
事務総長及び職員は、その任務の遂行に当って、いかなる政府からも又はこの機構外のいかなる他の当局からも指示を求め、又は受けてはならない。事務総長及び職員は、この機構に対してのみ責任を負う国際的職員としての地位を損ずる虞のあるいかなる行動も慎まなければならない。
各国際連合加盟国は、事務総長及び職員の責任のもっぱら国際的な性質を尊重すること並びにこれらの者が責任を果すに当ってこれらの者を左右しようとしないことを約束する。
事務総長と職員はな、仕事をするときに、どこの政府からも、国連以外のどんな組織からも、指示を求めたり受けたりしたらあかんねん。事務総長と職員は、国連にだけ責任を負う国際公務員としての立場を傷つけるような行動は、絶対に慎まなあかんのや。
国連に加盟してる国は、事務総長と職員の責任が純粋に国際的なもんやっていうことを尊重して、彼らが仕事をするときに横やりを入れたり影響を与えようとしたりせえへんって約束するんやで。
本条は国連職員の独立性と中立性を保障する規定である。事務総長及び職員は任務遂行に当たり、いかなる政府や国連外の機関からも指示を求めたり受けたりしてはならない。彼らは国連に対してのみ責任を負う国際公務員である。
第2項では加盟国側の義務を定めている。加盟国は事務総長及び職員の責任が国際的性質であることを尊重し、その職務遂行に影響を及ぼそうとしてはならない。これは国連職員の独立性を加盟国側から保障するものである。
この規定は国際公務員制度の基本原則を定めたものである。国連職員は出身国の利益ではなく国際社会全体の利益のために働く。この中立性と独立性が確保されることで、国連は公平な国際機関として機能することができる。
国連で働く人たちの「独立性」と「中立性」を守るための、めちゃくちゃ大事な条文なんやで。事務総長も職員も、国連の仕事をするときは、どこかの国の政府から指示を受けたらあかんし、国連以外の組織から命令されてもあかんのや。彼らは「国連にだけ」責任を負う国際公務員やから、自分の出身国の利益やなくて、世界全体の利益のために働かなあかんねん。
なんでこんな厳しいルールがあるかっていうとな、もし国連の職員が自分の国の政府の言いなりになったら、国連が公平な国際機関として機能せえへんくなるからなんや。例えばな、アメリカ出身の職員がアメリカ政府の指示で動いたり、中国出身の職員が中国政府の味方ばっかりしたりしたら、他の国は「国連は信用でけへん」ってなるやろ?せやから、国連職員は「どこの国の人間でもない、世界のために働く人間」やっていう立場を守らなあかんのや。
この条文の第2項もめちゃくちゃ重要でな、今度は加盟国側の義務を決めてるんやで。加盟国は、事務総長や職員が国際公務員として独立して働いてるっていうことを尊重して、横やりを入れたり圧力をかけたりしたらあかんって約束してるんや。例えばな、ある国が「うちの出身の職員に、うちの国に有利になるように動いてもらおう」って働きかけるのは、この条文に違反するんやね。
実際にはな、この原則を守るのはけっこう難しいこともあるんやで。国連職員も人間やから、自分の出身国のことが気になったり、母国の政府からプレッシャーを受けたりすることもあるやろうしな。特に、自分の国と関係する問題を扱うときは、中立を保つのが大変なこともあるんや。でも、それでも国連職員は、国際社会全体の利益を最優先に考えて行動せなあかんねん。
例えばな、国連の平和維持活動(PKO)で働く職員がおるとするやろ?その人がもし自分の出身国の利益を優先したら、紛争の仲介とか停戦の監視とか、公平にできへんくなるよね。せやから、国連職員は自分の出身国がどこであろうと、すべての国を平等に扱って、国際社会全体のために働くことが求められてるんや。
この「国際公務員」っていう考え方はな、国際連盟の時代から発展してきた概念なんやで。国際連盟でも同じような原則があったんやけど、第二次世界大戦を防げんかったことの反省から、国連ではさらに厳格に職員の独立性を守ることにしたんや。職員が各国の政治的な影響から自由であることが、国連が信頼される国際機関であり続けるための絶対条件やからな。
今の時代でも、この第100条の原則はしっかり守られてるで。国連職員は採用されるときに、「どこの政府からも指示を受けず、国連にだけ忠誠を誓う」っていう宣誓をするんや。そして、もし加盟国が職員に不当な圧力をかけたら、それは国連憲章違反として問題にされるんやね。
せやから第100条は、国連が公平で信頼できる国際機関であり続けるための土台となる条文なんや。事務総長も職員も、「世界市民」として、どこの国の味方でもなく、世界全体の平和と発展のために働く、そういう理想を体現してるっちゅうことやね。
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