おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第3条第3条

条約に入ってる国はな、国際連合憲章も含めた国際法にちゃんと従わなあかんのや。

そのうえで、国際的な平和と安全を守って、国と国との協力や理解を深めるために、月やそのほかの天体を含む宇宙空間を探査したり利用したりする活動をしていかなあかんのやで。

ワンポイント解説

海外旅行に行ったからいうて、日本の法律もマナーも全部消えてなくなるわけやないよな。行った先の国のルールも、もともと自分が背負ってた責任も、ちゃんとついてまわる。第3条が宇宙空間について言うてるんは、まさにそれと同じことなんや。国際連合憲章を含む国際法は、宇宙に行ったからいうて棚上げにしてええもんとちゃう、いうことをはっきり書いてる条文やねん。

なんでわざわざ「国連憲章を含む」とクギを刺したんやろな。実は、宇宙に出るたびに一から新しいルールを作ってたら、条約なんかいつまで経っても完成せえへんのや。せやから条文を作った人らは、地球の上で長い年月かけて積み上げてきた国際法の土台を、そのまま宇宙にも持っていくことにしたんやな。武力による威嚇や行使を禁じて、争いごとは話し合いで解決しなさい、いう国連憲章の考え方も、当然この延長線上で宇宙にまで及ぶことになるんやで。

例えばな、Aさんの国とBさんの国が、同じ軌道上の「駐車スペース」を巡って揉めたとするやろ。もしAさんの国が「先に陣取ったモン勝ちや、退かへんかったらどうなるか分かってるやろな」とBさんの国を脅すようなことをしたら、それは宇宙条約違反であるだけやのうて、武力による威嚇を禁じてる国連憲章にもモロに引っかかってまうんや。逆に、両国が国際的な調整の場に持ち込んで、話し合いで軌道を分け合うたなら、それこそが第3条の求めてる姿やねんな。

宇宙が「法の効かへん無法地帯」にならんですんでるんは、こうやって既存の国際法をまるごと持ち込んだ、この条文のおかげなんやで。

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