おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第15条第15条

条約のどの当事国であってもな、この条約の改正を提案することができるんやで。改正は、条約の当事国の過半数がそれを受け入れた時点で、その改正を受け入れた当事国について効力を生じるんや。その後は、条約のほかの当事国についても、それぞれの国が受け入れた日に効力を生じることになるんやで。

ワンポイント解説

一度決めたクラスの当番表でも、学期の途中で不都合が出てきたら、話し合って書き直すことがあるやろ。何十年も先まで、最初に決めたルールをそのまま使い続けなあかん、いうのは無理な話や。宇宙条約にも、そういう見直しのための手続きがちゃんと用意されとるんやで。

条約に入っとる国は、誰であってもこの条約の改正を提案することができるんや。その改正案に、条約の当事国の過半数が「それでええで」と受け入れたら、まずその改正を受け入れた国について、改正の効力が生じることになっとる。まだ受け入れてへん残りの国については、それぞれの国が後から受け入れた、その日になって初めて効力が生じる、いう段階的な仕組みになっとるんやで。全員一致を求めるわけやのうて、過半数の受け入れで動き出す一方で、まだ納得してへん国にまで無理やり押しつけることはせえへん。条約の中身を時代に合わせて見直す柔軟さと、それぞれの国の判断を尊重する姿勢とを、両方大事にしようとしとる工夫なんやな。

例えばな、Hさんの国が「増え続ける宇宙ゴミの除去について、当事国に新しい義務を課す条文を追加したい」と、条約の改正を提案したとするやろ。この提案にEさんの国も含めて、条約に入っとる国の過半数が賛成したら、まず賛成した国々について、その新しい改正が効力を持つことになるんや。もしまだ賛成しとらんかった国があったとしたら、その国は自分らが後から「それでええで」と受け入れた、その日になってようやく、新しい義務を負うことになっとるんやで。

この仕組みのええところは、全員が同じ日にいっせいに新しいルールへ切り替わるわけやない、いうとこやねん。受け入れた国から順番に効力が生まれていくから、まだ心の準備ができてへん国に、無理やりルールを押しつけることにはならへん。条約を一度きりの約束事やのうて、時代とともに少しずつ育てていく「生きた約束事」にするための、優しい工夫がここに詰まっとるんやで。

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