規則第18条規則第18条
局長であってもな、メートルとキログラムの国際原器が保管されとる場所に立ち入れるんは、委員会の決議があって、なおかつ委員のうち二人が立ち会っとるときだけなんやで。原器の保管場所を開けるには、3本の鍵が必要でな、1本はフランスの古文書局長が、もう1本は委員会の議長が、残りの1本は局長自身が、それぞれ持っとることになっとるんや。そんで、局が日常的におこなう比較作業には、国家原器の等級にあたる標準器だけを使うことになっとるんやねん。
めっちゃ大事なもんをしまっとく金庫ってな、実は管理してる本人一人だけでは開けられんようになっとることがあるんやで。知ってた?
この条文はな、いちばん大事なメートル原器とキログラム原器を、どうやって守るかについての決まりやねん。局のトップである局長であっても、原器の保管場所に一人で入ることはできへんのやで。委員会がちゃんと決議して、しかも委員のうち二人が立ち会わへんかったら、扉すら開けられへんのや。しかも鍵は3本に分かれとって、フランスの古文書を管理する局長、委員会の議長、そして局長、いう三者がそれぞれ別々に持っとるんやで。誰か一人が鍵を全部持っとったら意味あらへんから、こうやって分散させとるんやな。そんで、日常のこまごました比較作業には、国際原器そのものやのうて、国家原器の等級の標準器を使うことになっとるんや。いちばん大事な原器を、無駄に出し入れせんで済むようにしとるんやで。
例えばな、Aさんが住んどる地域の神社に、お祭りで使う立派な神輿がしまってある蔵があってな、そこは宮司さん一人の判断では開けられへんことになってるんやって。祭りの実行委員会で開けよういう決定があって、しかも委員が二人立ち会わなあかんし、鍵も宮司さんと実行委員長と、地元の資料館の人がそれぞれ別に持っとってん。だからふだん神輿を見せる機会があるときは、写真とか模型を使うようにしてて、本物にはめったに触れへんようにしとるんやで。この条文のメートル原器の管理も、まさにこの神輿蔵とおんなじ発想でな、いちばん大事なもんはめったに触らんと、複数の人の目と鍵で守っとるんや。
局長いう一番偉い立場の人でも、一人だけの判断で大事なもんに触れられへんようにしとる。この誰か一人に権限を集中させへんいう考え方は、たった一人のミスとか身勝手な判断で、世界中が頼りにしてる基準がダメになってしまわんように、ちゃんと守る仕組みになっとるんやで。
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