おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第1条第1条

締約国は、みんなで費用を出し合うて、科学的で末長う続く国際度量衡局を設立して、ちゃんと維持していくことを約束するんやで。その局を置く場所はパリに決まっとるんや。

ワンポイント解説

物差しや秤言うたら、みんなが同じもんを使わな意味ないと思わへん?自分ちだけの基準で測っとったら、隣の人と話が全然噛み合わへんようになってまうやろ。第1条は、そういう「世界共通の物差し」を守る場所を、みんなでお金出し合うてパリに作ろうっちゅう、いちばん最初の約束ごとやねん。

例えばな、AさんとBさんが放課後に、二人でクッキーを分担して作る約束したとするやろ。Aさんの家の計量カップとBさんの家の計量カップ、見た目はそっくりでも中身の目盛りがほんまに同じ言う保証はどこにもないねん。もし二人が別々の基準で「1カップ」を量っとったら、合わせた時にとんでもない味になってまうかもしれへん。そこでAさんとBさんは、学校の理科室にある「基準になるカップ」を一つ決めて、それと見比べながら量ることにしたんや。第1条が作ろうとしてる国際度量衡局は、まさにこの「基準になるカップ」を、世界規模で、しかも一時的やのうてずっと保つための場所やねんな。

この条約自体は1875年5月20日にパリで結ばれて、翌1876年1月1日に発効したんやで。最初に名前を連ねた国は17カ国あってな、その顔ぶれから始まって、後々ぎょうさんの国がこの取り決めに加わっていくことになるんや。第1条で約束された「共同の費用で作って維持する」いう考え方が、これから条文が進むにつれて、建物のこと、運営体制のこと、お金の分担のことと、どんどん具体的になっていくで。ここはいわば、憲法で言うところの前文みたいな、いちばん土台の部分やと思といたらええわ。

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