第5条
南極地域では、どんな核爆発も放射性のゴミを捨てることも、一切あかんねん。
ワンポイント解説
世界で初めて「非核化地域」を作った歴史的なルールやねん。1959年っていうたら、冷戦の真っ最中でアメリカとソ連が核兵器を開発しまくってた時代や。そんな中で「南極だけは核から完全に守ろう」って世界中が合意したんや。核爆発も放射性廃棄物の処分も、全部禁止やで。
例えばな、どんなに小さな核実験でも、どんな種類の核廃棄物でも、南極では一切あかんねん。Aさんの国が「科学研究のためや」って言うても、Bさんの国が「平和目的や」って言うてもダメなんや。核に関しては例外なしの完全禁止やねん。これは後の部分的核実験停止条約(1963年)や包括的核実験禁止条約(1996年)よりも先に実現した、先駆的な軍縮規定やったんや。
南極はな、地球上で最も清らかで美しい場所の一つやねん。ペンギンやアザラシが暮らして、氷河が輝いて、人間の手がほとんど入ってへん自然が残ってるんや。この条文は「そんな場所を核で汚すなんて絶対にあかん」っていう人類の強い意志を示してるんやで。南極が今も清らかなまま守られてるんは、この条文のおかげなんやな。
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