第4条第4条
これまで続いてきた古臭いしきたりはきっぱり断ち切って、天と地に共通するまっとうな道理に基づいてやっていくべきやで。
ワンポイント解説
「昔からずっとこうやってきたから」いう理由だけで続けてる決まりごとって、世の中にぎょうさんあるやろ。第四条はまさにそういう「もう時代に合わへん古い習わし」を、ばっさり断ち切りましょういう条文やねん。
江戸時代の終わりごろは、外国人を見たら追い払え、切り捨てい、いうような「攘夷」の考え方が広まってたんや。せやけど鎖国してよそとの付き合いを断ってたんでは、世界の中で日本だけが取り残されてしまう。そこで第四条は、そういう古い考え方をやめて、天と地に共通する、どこの国にでも通用するまっとうな筋道に従おういう方針を打ち出したんやで。
例えばな、Aさんの町内会に「よそ者は絶対中に入れたらあかん」いう昔からの掟があったとするやろ。せやけど時代が変わって、隣町のBさんと力を合わせな祭りも維持できへんようになってきたら、その掟をいつまでも守っとくのは正しいことやろか。第四条はそういう場面で「昔のしきたりやから」で思考を止めるんやのうて、誰から見てもまっとうな道理に立ち返って、判断をやり直せって教えてくれてる条文なんよ。古いから守るんやのうて、正しいから守る。この当たり前のようで難しい切り替えを、明治政府はここではっきり宣言したんやで。掟を疑う勇気を持たなあかん場面が、いつの時代にもあるもんなんやな。
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