おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第2条第2条

身分の上も下も関係なく心を一つにして、国を治めるまつりごとを盛んにやっていかなあかんで。

ワンポイント解説

「経綸」ってゆう字、よう見たら糸へんがついてるやろ。もともとは糸を紡いで機を織るときの言葉やってん。バラバラの糸を一本にまとめて、丈夫な布に仕上げていく作業のことやな。第二条は、その言葉を使こうて「国をまとめるのも、糸を織るのと同じや。みんなの心を一本にまとめな、ええ国にはならへんで」って教えてくれてる条文なんよ。

江戸時代までは、お侍さんとお百姓さんとでは住む世界がまるで違うたし、身分の上下で発言力もぜんぜん違うたんや。せやけどこの条文は「上下心を一にして」、つまり身分の高い低いに関係なく、みんなが同じ方向を向いて力を合わせなあかんて言うてるわけやねん。

例えばな、Aさんが偉いお役人さんで、Bさんが町の職人さんやったとするやろ。それまでやったらAさんの考えだけで物事が決まって、Bさんの意見なんか誰も聞いてくれへんかった。せやけどこの条文の精神に従うんやったら、AさんもBさんも同じ心で新しい国づくりに参加せなあかんいうことになるんや。身分で線引きせんと、みんなの力を合わせて糸を紡ぐみたいに国をまとめていく。それがこの条文の教えやねんで。一本一本はか細い糸でも、寄り集まったら誰にも切られへん丈夫な織物になる。第二条はそういう強さを、身分の垣根を越えたところに見出しとったんやな。

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