おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第6条第6条 居城修補の言上

諸国の居城は、たとえ修理や補修であっても、必ず幕府に届け出なあかんことやで。まして新しく城を築くことは、固う禁止するんや。

城いうんは、大きすぎたら国にとって害になるんや。石垣を高うしたり堀を深うしたりするんは、大きな乱れのもとになるんやで。

ワンポイント解説

「修理くらいええやろ」て思うかもしれへんけど、この条文はそこまで含めて届け出制にしとるんよ。なんでそこまで厳しいんか、考えてみると面白いんやな。

例えばな、Kさんいう大名が、届け出ずに「長年の傷みを直すだけや」言うて、堀を少し深うしたり石垣を積み直したりしたとするやろ。本人には城を攻撃用に強化するつもりはのうても、結果として守りはぐっと固くなってしまうんよ。もしこれを幕府が見過ごしてしもたら、Lさんいう別の大名も「うちも直すだけやから」て同じことを始めて、気づいた時には諸国の城がどんどん堅固になってしもてるかもしれへんな。

「城、百雉に過ぐるは国の害なり」ていう言葉、城が立派すぎることそのものを害やと言い切っとるところが厳しいわな。幕府にしたら、どこかの国がこっそり軍事力を強めることを一番恐れとったんやろう。だからこそ、修理という名目にすら目を光らせなあかんかったんやな。

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