おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第3条第3条 法度に背く輩の禁制

決まりに背いた者を、自分とこの領国にこっそり匿うたらあかんことやで。

法いうんは礼儀や秩序のおおもとになるもんなんや。法を盾にして道理を曲げるのはまだしも、道理を理由にして法を破ったらあかんのよ。決まりに背く輩は、その罪、決して軽いもんとちゃうで。

ワンポイント解説

この条文でわたしが一番おもしろいと思うんは、罪を犯した本人だけやのうて「匿った人」まで責任を問うとるところなんよ。悪いことをした人を野放しにしてるわけやないんやけど、隠す行為そのものを重く見とるんやな。

例えばな、Eさんいう家臣が博奕のことで罪に問われて自分の国におられんようになったとするやろ。Eさんの親戚にあたるFさんいう大名が「親戚やし、事情もわかるし」いう情で、自分の領内にこっそり住まわせてしもたら、それはFさんの優しさの問題やのうて、法度そのものを軽んじる話になってしまうんよ。

「法を以て理を破り、理を以て法を破らず」ていう言葉は、なかなか厳しい言い回しやけど、要は個人の同情や事情より、決まりごとを優先しなさいていうことやねん。今の感覚やと冷たく感じるかもしれへんけど、当時は諸国がバラバラに独自ルールで動いとったから、幕府はこうやって法の上下関係をはっきりさせなあかんかったんやろうな。

0

簡単操作

🖱️ クリック、⌨️ スペースキー:言語の切り替え📱 スワイプ、⌨️ ← → キー:前後の条文へ