第544条解除権の不可分性
当事者の一方が数人おる場合には、契約の解除は、その全員から又はその全員に対してのみ、することができるねん。
前項の場合において、解除権が当事者のうちの1人について消滅した時は、他の者についても消滅するんや。
ワンポイント解説
当事者が複数おる時は、全員一緒に解除せなあかんっていう決まりやねん。バラバラには解除できへんのよ。
例えばな、AさんとBさんが共同でCさんから土地を買う契約をしたとするやろ。そこでCさんが約束を守らへんかったから解除したいんや。この場合、AさんとBさんの2人揃って解除せなあかんねん。Aさんだけが「わたしは解除するわ」って言うても、それは無効や。2人で一緒に買う契約やから、解除も2人一緒やないとあかんのよ。
それとな、解除権が誰か1人について消えてしもうたら、他の人の解除権も消えるねん。例えばAさんが時効で解除権を失ったら、Bさんの解除権も自動的になくなるんや。運命共同体みたいなもんやな。
この決まりがあるおかげで、契約の一体性が守られるんやで。一部の人だけ解除して一部の人は続けるっていう複雑な状況を避けられる。シンプルで分かりやすいルールやと思うわ。
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