おおさかけんぽう

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第352条証拠調べの制限

手形訴訟においては、証拠調べは、書証に限りすることができるんやで。

文書の提出の命令または送付の嘱託は、することができへんねん。対照の用に供すべき筆跡または印影を備える物件の提出の命令または送付の嘱託についても、同じやで。

文書の成立の真否または手形の提示に関する事実については、申立てにより、当事者本人を尋問することができるんや。

証拠調べの嘱託は、することができへんのやで。第百八十六条の規定による調査の嘱託についても、同じやねん。

前の各項の規定は、裁判所が職権で調査すべき事項には、適用せえへんで。

ワンポイント解説

手形訴訟での証拠調べの制限を定めてるルールやねん。手形訴訟では、証拠調べは書証(書類の証拠)に限ることができるんや。文書提出命令とか送付の嘱託はできへんし、証拠調べの嘱託(他の機関に証拠調べを頼む)もできへんねん。ただし、文書の成立の真偽(「この署名は本当に本人が書いたんか?」とか)や手形の提示については、当事者本人を尋問できるし、職権調査事項は例外として認められるんやで。

例えばな、Aさん(原告)が手形金を請求する手形訴訟で、手形の原本を提出したとするやろ。Bさん(被告)が「この署名は偽造や」って主張した場合、裁判所は当事者本人(Bさん)を尋問して、「あんたほんまにこの手形に署名してへんのか?」って確認できるんや。でも、筆跡鑑定のために専門家に鑑定を依頼したり(証拠調べの嘱託)、他の文書の提出を命令したりすることはできへんねん。

手形訴訟は書類(手形とか契約書とか)を中心に早く審理する制度やから、時間のかかる証拠調べは制限されてるわけや。証拠が書証だけで足りへん場合は、第353条で通常の手続に移行させて、ちゃんとした証拠調べをすることもできるで。手形訴訟は「早さ」を優先する制度やってことを理解しといてな。

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